macOS sonomaにアップグレードしたらカスタマイズしていた「画面をロックする」ショートカットキーが外れる

macOSの画面をロックするショートカットキーをカスタマイズして使っているが、macOS sonomaにしたら元に戻ってしまった。 原因を探ると、ショートカットキーの設定で指定する名前が「画面をロック」であったのからsonomaで「ロック画面」に変更になったためらしい。 誤訳なんじゃないのこれ、と思うのだった。

円安とinoreader

livedoor readerのサービスが終了する少し前から使い始めたinoreader。 スタータープランというのから始めてproに切り替えたが当時は$49.99だった。それが値上げが続いて年間$69.99→$90となって今に至る。 円安の煽りをうけて$90だと今や年間¥13,500である。 inoreaderは毎年blackfridayで年間契約すると半年追加で無料だったり、不定期に30%オフキャンペーンなどをやっていたので都度購読していたら二年前の時点で四年先まで契約が続くことになってしまった。馬鹿すぎると思って追加の購読契約は一旦停止にしていたが、これだけお値段が高くなると強ち愚行だったともいえなくなってしまった。 次回の更新は、2025年の9月。自動更新を申し込んだ当時の$69.99の価格で更新されるらしいが、ほんとにこの価格で更新なのだろうか。 まあ、inoreaderはめちゃくちゃ使っているので別に元は取れているけど。

銀の弾丸

昔のコンピュータ関係の本を読んでいると「万能薬はない」という表現に遭遇する。 まあ一般的な書籍でもそうかもしれない。しかし、最近のコンピュータ関係の書籍だと「銀の弾丸はない」という表現がよく使われる。 銀の弾丸云々は、勿論、フレデリックブルックス銀の弾などないに由来する。 狼男も悪魔退治も日本語文化圏からは大分遠い。コンピュータ界固有の面白さもない(Considered harmfulとか)。 取って付けた表現を使うより「万能薬はない」で別にいいのではないかと思うのだった。

即時関数と老害

2015年あたりに勤務していた会社には顧問CTOが出入りしていた。 開発者で雑談のよう場があり、JavaScriptの即時関数の話になり、自分は、即時関数という概念自体が言語の欠陥であると主張したが、顧問CTOに「そういう老害の考えはやめて、時代に即して柔軟に考えていかなければいけない」と諭された。自分は「はぁ?!」と思うばかりであったが、Rubyコミュニティで有名な人物だったので、言語仕様がどうのこうのという議論をするバックグラウンドはなさそうだなと考えて深追いはしなかった。

久し振りに思い出して確認してみると、いまや即時関数などという概念を固持していたら逆に老害扱いされそうな有様である。 qiita.com

時代に即して柔軟に考えることの本質がまったく分からない。即時関数という概念にどんな新規性と未来があったのだろうか。