macOSの/var/foldersの権限設定をいじって起動しなくなる

古き良きNFSv3が現役の我が家ではmacOSでもサーバーのディスクをNFS共有している。 NFSv3の場合、ユーザIDを合わせないと色々と面倒なことになるのでmacOSのユーザーもNFSサーバー側に合わせている。 先日のmacOS上の新規ユーザ作成でIDの設定をミスってしまい、しばらく使用してからIDを切り替えるという妙なことを行ったところアプリごとの一時ファイルに書き込めなくなってしまった。 これを解消すべく、リカバリーモードで起動してcsrutil disableして/var/foldersの権限設定を雑に変更し、再起動したところ、雑すぎたのか起動の途中で前に進まなくなってしまった。 ユーザーデータは温存したままでOSをインストールしなおしても改善せず。 起動時に/var/foldersの扱いで悩んでるんだろうなと予想したので、リカバリーモードで起動し/var/foldersを消してからOSを再インストールしてみたところ無事起動出来るようになった。 Catalinaあたりから権限があっても消せないファイルができたりして、昔のユーザーIDの番号だけあってればどうにかなっていた時代の感覚で雑に作業するとはまる。