歴史的名演として名高いミケランジェリのラヴェルのピアノ協奏曲のこの録音
このF#-G-D
という和音をパラランと弾いたのは意図的だったのかアゴーギグなのか。
ここの直前のF#-B-D
でもパララン気味なのでこの演奏ではそういう気分だったのかもしれない。
勿論楽譜にはアルペジオっぽく弾けという指示は書いていないのだが、この演奏に慣れると他の演奏でこの部分を通過する時に物足りなさを感じる。
とはいえこんな演奏指示は楽譜にないだろうなと感じて楽譜を確認した位なのでラヴェルっぽくない違和感はある。
ちなみにミケランジェリの他の演奏でもパラランとは弾いていない。